進撃の巨人 [お題]
立ち読みすることはよくあることで、暇さえあれば自転車をこいでは本屋まで直行する。
ちゃんと買いはするが、お金が無い時は立ち読みに限る。つい長居してしまうのがあれだけど……
進撃の巨人、最近一気に読んでみたけどこれが面白い。
『21世紀の王道漫画もそうだが、大々的な宣伝文句というのは、大抵虚飾に過ぎないことが多い。
『初回売上第一位』とか、『20代男性人気TOP』とか、そういうもので目を引くものの蓋を開けてみれば――
そう考えると、購買意欲が大抵なくなってしまうという悲しさがあるが、当たりに出会えた時の感動というのもまた一入だ。
この進撃の巨人は大雑把に言えば生存戦争物だ。
アニメで言えばイデオンとかそういう、異種族に対して生き延びるために闘う人間の姿を描いている。
その中で起こりうる人間ドラマや、イレギュラーに対する反応。
そういったものがしっかり描写されていて、見てるこちらも血を滾らせてくる。
あえて、例えにイデオンを出したのは、見たところ単なる異種族間による生存戦争とはやや違うように見えた為。
これがどういう意味かは実際に1巻を買って読んでみるとよく判るはず。
何せ、これこそが、この物語における重要なファクターと言えるのだから。
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